政府は、新たな給付金をだす方向で、調整が入ったそうです。
今まで所得の低いひとり親世帯に限り、臨時特別給付金を2回出していましたが、政府は、3回目の給付金を出す方向で検討してるそうで、所得の低いふたり親世帯にも給付金がだされるよう検討しているとのことです。
この記事では、もらえる条件や給付金がいくらもらえるかなどご紹介します。
ふたり親世帯給付金の条件は?
親が二人いて、児童手当を受けている(明確な条件は不明)
児童手当は条件ではなく、住民税非課税世帯の可能性
上記のリンク先の「(1)支給対象者の②」に、ふたり親世帯が当てはまるのであれば、住民税非課税世帯が条件になりそうです。
住民税非課税世帯というのは、住民税が非課税の世帯ということです。
世帯とは、どういうことかというと、生計を一にしている家族の単位になります。
たとえば、父・母・息子の3人家族だとするなら、3人全てで1世帯です。
世帯は一緒に住んでる住んでいないでは、判断できません。
なぜなら、子供が遠い学校に通うのに、寮生活で実家から離れて暮らすことになっても、世帯は変わらないからです。
ただし、子供が独立して扶養から外れたり、結婚して別の世帯を持つと、世帯が分かれますので注意です。
そして、住民税非課税世帯というのは、家族全員(1世帯)が住民税非課税となっている場合に該当します。
1世帯全員が対象となっているので、条件は結構厳しいと思います。
しかも、7月にずれこむ模様。
【ふたり親世帯の給付金は7月以降の見通し】
【給付金 2人親世帯は7月以降に】https://t.co/VipQEyaq3P
首相が3月に支給を表明した困窮する子育て世帯向けの特別給付金のうち、ふたり親世帯への支給が7月以降にずれ込む見通しであることが、わかった。対象の世帯を確定して支給するまでの手順の検討に時間がかかっているという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 10, 2021
子供の年齢に関しては、同じく「(1)支給対象者の②」に対象となる児童の範囲は①と同じとなっています。
つまり、ひとり親世帯の条件と同じですね。
- 対象となる児童の範囲
- ■18歳までの児童
現在18歳の場合は、次の3月31日まで支給。
※障害児の場合は20歳未満
ちなみに、「ひとり親世帯」では児童手当受給者は申請無しで優先的に支給されるみたいですね。
児童手当を受給していない「ひとり親世帯」でも、直近で収入の減収があれば、申請に基づき支給されるようです。
「ふたり親世帯」がもし、上記リンク先の「(6)スケジュールの②」に当てはまるのであれば、
今後、具体的な制度設計を行い、直近の所得情報の判明以降可能な限り早期に、申請に基づき支給
とあるので、今後の情報次第になりそうです。
もし住民税非課税世帯が条件だとすると、給付金はちょっと厳しそうです。
以下は、ひとり親世帯の条件です。
現時点(2021年3月12日現在)では、明確な所得の基準は公開されていませんので、過去に出されていた「ひとり親世帯」の給付金の条件をみて参考にしてみようと思います。
【所得の低いひとり親世帯の条件】
1.基本給付(再支給分を含む。)
児童扶養手当を受給しているひとり親世帯等の方への給付※1
※1 児童扶養手当法に定める「養育者」の方も対象になります
(1)令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けている方
(2)公的年金給付等※2を受給しており、令和2年6月分の児童扶養手当の支給が全額停止される方※3
※2 遺族年金、障害年金、老齢年金、労災年金、遺族補償など
※3 既に児童扶養手当受給資格者としての認定を受けている方だけでなく、
児童扶養手当の申請をしていれば、令和2年6月分の児童扶養手当の支給が
全額又は一部停止されたと推測される方も対象となります。
(3)新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変するなど、
収入が児童扶養手当を受給している方と同じ水準となっている方
2.追加給付
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が減少している方への給付
上記(1)(2)のうち、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変し、収入が減少した方引用:厚生労働省
厚生労働省のページに、「ひとり親世帯」用のフローチャートがありました。
■支給要件確認フローチャート(削除したみたいです)
「ひとり親世帯」の親が二人バージョンだと考えると、基本的には「ひとり親世帯」の条件が当てはまってくると思います。
所得が低いとはどの程度かはわかりませんが、「ひとり親世帯」の条件やフローチャートを見る限り、「児童手当」を受けていることが前提条件になってくるのではないでしょうか。
どうやら、「児童手当」は前提条件ではなく、住民税非課税世帯のが条件の可能性があります。
詳しくは、今後の発表まで待つしかないですね。
ふたり親世帯給付金はいくら?
1世帯5万円で、第2子以降は1人あたり3万円ずつ加算される見通し
1世帯5万円で、第2子以降も1人あたり5万円ずつ加算される見通し
【衆議院議員のツイート】
政府はこれまでに所得の低いひとり親世帯に「臨時特別給付金」を2回出しておりますが、近く3回目の給付を行います。ふたり親世帯にも同額を給付します。第二子以降も子ども一人当たり5万円に引き上げます。この他にも孤独・孤立対策で引きこもり状態の人を支援するNPOへの助成金を手厚くします。
— 衆議院議員 星野つよし (@hossys) March 17, 2021
確定かはわかりませんが、1世帯5万円で第2子以降は一人あたり3万円ずつ加算される予定でしたが、第2子以降も5万円に引き上げるみたいです。
これはありがたいですね。
ふたり親世帯給付金の条件は?のまとめ
■条件(予想)
親が二人いて、児童手当を受けている
児童手当は条件ではなく、住民税非課税世帯の可能性
■給付金の額
1世帯5万円で、第2子以降は1人あたり3万円ずつ加算される見通し
1世帯5万円で、第2子以降も1人あたり5万円ずつ加算される見通し
住民税非課税世帯なども、条件につくことがあるみたいですので、コロナの影響で収入が激減した人と共に今後の詳細を注意して見て下さい。
今まで困っていた世帯にも、助けになると良いですね。
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