3代目の新500円硬貨の発行はいつから?デザインや今の500円硬貨は引き続き使えるか調べてみた

新500円硬貨 経済
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財務省が27日に、新しい500円硬化を発行すると発表しました。

500円硬化は、1982年に初めて発行され、デザインの変更は2000年以来2度目となり、今回の新硬化は初代から数えて3代目となります。



3代目500円硬貨の発行はいつから?

2021年11月に発行予定

今年の11月に発行予定で、年内に2億枚の発行を見込むとのことです。

3代目500円硬貨のデザインは?

【新500円硬貨の裏表デザイン】新500円硬貨の裏表

 
今回の新デザインの最大の特徴は、「バイカラー・クラッド(二色三層構造)」を採用している点です。

それぞれ異なる種類の金属で構成しているため、真ん中の色が100円玉で、周りは現行の500円玉の色になるそうです。

【バイカラー・クラッド】バイカラー・クラッド構造

 
 
この「バイカラー・クラッド(二色三層構造)」を導入することにより、偽造をしにくくなるみたいです。

【新500円硬貨の側面】新500円硬貨の側面

 
 
さらに、側面には「異形斜めギザ」導入することで、偽造防止効果をより高めています。

この「異形斜めギザ」は、大量生産をする通常硬貨としては、世界初となっているそうですよ。

【新500円硬貨の縁の文字】新500円硬貨の縁の文字

 
新500円硬貨の縁には、新たに「500YEN」「JAPAN」の文字を加工が施されています。

 

【歴代500円硬貨の比較表】
初代 2代目 3代目
発行年 昭和57年 平成12年 令和3年11月予定
表デザイン
裏デザイン 竹・橘・金額 竹・橘・金額 竹・橘・金額
側面 NIPPON・500の文字 斜めギザ 異形斜めギザ
直径・量目 26.5mm・7.2g 26.5mm・7.0g 26.5mm・7.1g
材質 白銅 ニッケル黄銅 ニッケル黄銅・白銅

新500円硬貨の発行理由が偽造防止のためだそうで、もともと韓国の500ウォンの重さを調整することで、500円玉として認識させることができたのを防止する目的があったようです。

500ウォンと500円とでは、全く通過価値が違うので、結構な被害が出ていたそうですね。

なので今回の新500円硬貨は、材質の変更や「バイカラー・クラッド」「異形斜めギザ」など、かなりの偽造対策がなされることになったわけです。

今の500円硬貨は引き続き使える?

引き続き使用可能です

今使われている500円硬貨は、新500円硬貨が発行された後も、引き続き使用が可能です。

新しく発行するのは、今回が3回目になりますが、実は初代・2代目共に今でも使用できます。

ただし、初代の500円硬貨は自動販売機など、不正防止のため使用できないものもあるようです。

新500円硬貨の発行理由が偽造防止のためなので、ゆくゆくは現行の500円硬貨は、自動販売機などでは対象外になる可能性があるかもしれません。

3代目500円硬貨の発行はいつから?のまとめ

■いつから
2021年11月に発行予定

■デザインは?
デザインへ

■現行の500円硬貨は引き続き使える?
使えます。

今回は、偽造防止の技術が散りばめられていて、すごそうですね。

見た目も、真ん中と周りの色が違うのが特徴的で、早く実物で見てみたいです。



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